未来創造 in カンボジア

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新興国の感覚

日頃から言われている通り、

今後世界の経済を牽引するのは、

中国を筆頭とする後進国(新興国)であるのは間違いありません。

 

そんな新興国で成功するために、

必要な感覚について書いてみます。

 

今回もあくまで持論ですよ。。

 

平均年齢24歳のカンボジアでは、

戦前戦後の日本のように、

6人兄弟、7人兄弟は当たり前です。

彼らが今後の労働力であり、

消費者となっていくのは言うまでもありません。

 

そんな消費者の心を魅了し、

売上に繋げていくにはどうするべきか。

 

「パイサ・ヴァスール」

 

この言葉はインド語なんですが、

金額に見合う価値の提供を受けた際に使われる言葉です。

最高の褒め言葉といっていいでしょう。

新興国の方の多くは、

両親から貧困にまつわる話を聞いて育っています。

その結果として、

自己の収入の使い道を最大限化しようという倹約意識が高いのです。

 

この感覚を理解し、

“金額に見合う価値”を提供するための

戦略を見出している企業は成功している気がします。

 

僕たちの会社は、

カンボジアで和食居酒屋を運営しています。

プノンペンだけで100軒前後の日系飲食店があります。

プノンペンはカンボジアの首都ですが、

商圏に特化すると、

端から端まで車で約15分程度の小さな街です。

日本人人口は2000人弱です。

そんな小さな範囲に約100軒です。。

 

当然と言えば当然ですが、

残念ながら閉店してしまうお店も沢山あります。

これらのお店は「パイサ・ヴァスール」の感覚を掴めなかったのでしょう。

日本食はローカル食に比べて非常に高価です。

敷居が高いイコール

カンボジアではニッチ市場だと言えます。

ですから、

これに見合う価値を、

お客さんが見出せるように工夫しないといけません。

例えば炭火の匂いなり、

肉汁したたるメニュー写真なりでシズル効果を狙ったり、

飲食はホスピタリティ産業ですから、

徹底的に日本クオリティの接客を教育する等々。

 

悲しい結末を迎えないためにも、

日本以上のモーションマインドを持って進出するべきです。

 

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